お兄ちゃん、朝までずっとギュッてして!女未すみ編
内容紹介
女未(おなみ)家のお兄ちゃんは、そら、あかね、こはく、すみの4人の妹たちと一緒に暮らしている。小さい頃に酷い喘息を患ったことがきっかけで『妹のだれか一人と一緒に寝る』ことが日課となっている。そんなある日、研究者でもある両親から『ハグによる免疫向上』の実証実験を命じられてしまった。「毎日寝る前10秒以上、愛情もって妹をハグしなさい♪」ということである。そしていくつかの条件を満たさなければ効果はないという。戸惑うお兄ちゃんをよそに、妹たちはその条件を女未家ハグの5つルールとして居間に額縁付きで飾るのであった。【1】毎日妹とハグしなさい【2】10秒以上ハグしなさい【3】ちゃんと匂いをかぎなさい【4】離れちゃったらやり直しなさい【5】愛情をもってハグしなさい。今日のハグと添い寝担当は四女のすみ。守ってあげたい小動物系の妹だ。お兄ちゃんは先に寝てしまったすみの頬をやさしくなでると、すみはお兄ちゃんの指を舐める癖を出してしまうのであった。目を覚ましたすみはお兄ちゃんの夢を見ていたことを話し、ハグをしながらもっとお兄ちゃんの役に立ちたいというのであった。