かしましコミュニケーション
内容紹介
2010年2月26日に発売された「かしましコミュニケーション」が装いも新たにお手頃価格で復活です!新しいパッケージイラストは瀬之本久史による新規描き下ろし!!■ストーリー凡人な主人公「城崎丈太郎」。成績、運動神経、すべてに平均値。まるで絵に描いたような平凡学生。彼は「異文化交流研究会」という、学園でも随一の、変人集団サークルの代表を務めている。とてつもない美女のくせに、UFOや宇宙人との出会いを夢見て研究会を創設した先輩……大して霊感は無いくせに幽霊、オバケ、妖怪なんでもござれのオカルトマニアな幼馴染……無愛想でクールな本の虫、しかし口を開けば刺さるような毒舌オンパレードの後輩女子……女子だけではなく、幼馴染の悪友は発掘マニアの遺跡バカだし、女こそ、男にとっての最大の異文化だと言い張るナルシストな後輩男子…などなど。半ば強制的に、二代目会長を襲名させられた丈太郎は、今日も会長職という下働きに奔走するのだった。だから――変人たちの中で、平凡な彼の口癖はいつもこうだ。「普通の人、求むっ!!」そんなある日――丈太郎は、街角で一人の少女と出会う。遠い異国の地からやってきた迷子の少女……まさか、その少女が一国の姫君だとも知らずに、丈太郎は声をかける。それは……信じられない体験に満ち満ちた、暑い夏へのプロローグだった。